秋の嗅覚?

以前秋の味覚の話をしましたが、今日は秋の嗅覚について話したいと思います。
そもそも秋の嗅覚なんて言わないですね笑

秋に香るいい匂いの代表格はキンモクセイですが、今日紹介したいのは決していい匂いとは言いがたいギンナンについてです。

ではギンナンはなぜあんな匂いを放つのでしょうか。


ギンナンにはオレンジ色の柔らかい種皮があり、みなさんが食べているのは柔らかい種皮の中にある硬い種皮の中にある「」という部分です。
さくらんぼや梅干しの種の中にある白いのと同じですね。
そして、この柔らかい種皮に含まれる「酪酸」と「エナント酸」が匂いの原因です。

酪酸は汗臭いにおいに近く、エナント酸は腐った油のようなにおいだそうです。この2つが混ぜれば、そりゃあの強烈なにおいになりますね😅

しかし、あの匂いのおかげで動物から守り、それに加えてギンナンの種皮に触れるとかぶれます。
こうやって身を守って子孫繁栄を行ってたんですね!

ただギンナンって美味しいですよね。私は串焼きが好きです。ただギンナンの食べすぎは中毒症状を起こす可能性があるようなので、気をつけましょう!

結局最後は秋の味覚の話になってしまいました😆